biwahoushi2013-05-19

 実家からの帰り、高速バスにするか内房線(鉄道)にするかで悩んだのだが、趣味的な観点と50円安いという経済的な事情により鉄道を選択。
 国鉄型車両の楽園となっていた千葉支社管内も、京浜東北線のお古で走ルンですとの汚名も名高い209系が今ではすっかり定着している。当初は私も好きになれかったが、その良さに気付くまでの時間はそうかからなかった。

 大きな一枚窓からは、新緑と東京湾の穏やかな海を、一望できる素晴らしさに改めて気付かされる。


 開放的な車内に女性車掌の清らかなアナウンスが響き、平成生まれの通勤電車は、初夏が近い房州路を軽快なリズムで淡々と走る。


 途中の上総湊では、新宿さざなみ3号に道を譲るため、交換待ち合わせ。


 終点の千葉に到着し、8両編成を分割。館山側の4両編成だけで、折り返し安房鴨川行きとなる。
この運用形態は、113系で通学していた頃と変わっていない。