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介助犬>JRが同伴拒否 受け入れ義務、職員理解せず
千葉県市原市介助犬と暮らす男性(48)が10月、JR鎌取駅千葉市緑区)で新幹線の乗車券を買う際、介助犬の同伴を一時断られていたことが分かった。
身体障害者補助犬法(02年施行)はすべての施設や交通機関に対し、介助犬盲導犬の受け入れを義務付けているが、窓口職員は理解していなかったという。
「日本介助犬協会」(本部・東京都)などは16日、同駅を所管するJR東日本に対し、再発防止を求める要望書を送付した。
男性によると、同伴拒否があったのは先月20日。男性の妻(43)が同駅でJR名古屋駅までの新幹線の乗車券を求め、介助犬の同伴を伝えたところ、窓口職員に「(東海道新幹線を運行する)JR東海盲導犬のみ同伴を許可しており、介助犬は認めていない。他の交通機関を利用してほしい」と拒まれた。
妻は受け入れが法的義務であると説明したが理解されず、男性本人が電話で交渉。最終的に職員は誤りを認めたが、発券まで3時間以上かかったという。
男性は「あきらめて車で行こうかとも思ったが、ほかの介助犬使用者のためにも説明に努めた。JRには法に基づいた対応をお願いしたい」と話す。
日本介助犬使用者の会の木村佳友会長は「法施行から7年たったにもかかわらず、公共交通機関で同伴拒否が起きたことは大変残念。全職員に法律を周知徹底させてほしい」と求める。
JR東日本毎日新聞の取材に対し「ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。今後、このようなことがないよう社員教育を徹底し、再発防止に全力を尽くしたい」とコメントした。
11月17日15時0分配信 毎日新聞

けっこう前の話ですが、地元紙のニュースで知りました。
もう少し早くわかってれば、社会学のレポートにできましたけどね。