トンネルの向こうへ

biwahoushi2011-09-23

 休日だけど、仕事が溜まっているため出勤。着替えを自転車の籠に忘れたことに気付き、テンションがた落ち。
 新越谷で乗り換えた電車も東武車両だったので、ついカッとなって越谷で反対方向の急行中央林間行き(東急8500)に乗り換える。行き先はなく、乗るのが目的の阿房列車
 先頭車両でモーター音と、半蔵門線内の駅進入時に吹鳴する警笛に聞き惚れていたら、いつしか東急線内まで足を踏み入れてしまった。多摩川を眺める彼の顔が、アウェイの埼玉で見るときよりも、上品な顔立ちに見えるのは気のせいか。
 いっそのこと、今日はブッチして遊ぼうかと思っていたが、駅のホームから雄大な川の流れを眺めていたら気分が晴れ、仕事をする気になった。

 Soup Stock Tokyoで、遅いランチをしながらこう考えた。
 東急田園都市線の沿線は、上質な時間の中に、洗練された人々の豊かさを感じられる。