雄大な太平洋な眺めながら取り留めのないことを思う

　鴨川では、郷土を愛する寿司職人や音楽を愛する人、そして海の生き物を愛する人たちと巡り会えた。
　いずれも共通することは、優しい目の持ち主ということである。その事を最も理解しているのは、シャチやイルカなどの海の生き物たちだと思う。彼らは、人間社会において共存していく術を必至に体得していた。
　６年前の未熟な自分*1は、エサの為だけにパフォーマンスするとしか考えられなかったが、「観客を喜ばす」という夢を共有しているからこその堅い信頼関係が築けて、あれだけの歓声と拍手が生まれるものだと実感した。

*1:まだまだ未熟です