新京成電車の魅力(8900形)

　新京成電車の魅力(8800形)で、最も好きな車両と述べたばかりだが、今回は私鉄で２番目に好きな車両を紹介する。
　同じく新京成ではあるが、8800形よりも新しく1993年（平成5年）に登場した電車の8900形である。

　特徴としては、新京成で初の軽量オールステンレス車体を採用したことや、徹底的にデジタル表示にこだわったところ。

運転台もアナログ表示は、ほとんど見当たらない。ちなみに、新京成初のT形ワンハンドルもこの車両になる。

バブルの名残が感じられるつくりで、一度乗っただけで気に入ってしまった。
運転席背面のアベック席からの前面展望には、カーブを右に左に曲がる車窓が流れ、私は食い入るように目を見張った。