海岸線をバスは進む

biwahoushi2013-07-27

【リバイバル】国鉄バス豊房線・千倉線とJRバス関東(pdf)
 通学で乗っていたバス路線が、一日限りの復活ということで参加申し込みをしたが、すでに応募多数により、キャンセル待ちとなってしまった。そして、連絡がないまま数週間が経ち、ツアー当日の3日前に担当者から1本の電話があった。諦めていただけに、行くかどうか迷ったが、このような企画は今回が最後とのことで参加を決意した。
 館山へは、高速バスに乗車しての旅。ちなみに、バス代金もツアー料金に含まれている。
 東京駅を発車前、運転手が脱帽して自己紹介と「安全運転に努めてまいります」との挨拶があり、とても丁寧な印象を受けた。


アクアラインの自然渋滞で5分ほど遅延したため、上りの房総なのはな24号と高速竹岡のバス停でスライド。鉄道からは冷遇を受けていた*1竹岡だが、館山自動車道のインターを設けたことで、高速バスでは富津市中心部の上総湊と同等の扱いをされている。高速道路の恩恵を受けて進展した典型例ともいえよう。


 一方、車内にも目を向けてみる。「いわきのバスと館山のバスを入れ替えた」との情報を耳にしたのだが、どうやらそのバスに当たったようだ。車内のステッカーには、「福島県バス協会」の文字が残されていた。


 終着の館山駅には、定刻よりやや遅れての到着。父に迎えに来てもらい、一旦実家へ帰ってからの再度出陣。


 受付を済ますと同時に、乗車するバスが入ってきた。車内には、粋な計らいが見受けられたが、豊房線は海岸沿いを走らないので使われる機会はないと思われるが、本線の間合いで置かれたままで運用された可能性はある。


 安房白浜に着くと、暫し自由時間となる。大半は、廃品となったバスの部品の即売会に参加した。方向幕はすでに所有しているので、本日発売のボールペンだけを購入してバスの発車を待った。
 参加者を乗せたバスは、野島崎灯台を経由してから千倉駅へ向かう。その後、内房線と並走しながら館山駅へと向かい、高速車に乗り換え帰京。

*1:特急列車通過&無人